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女性とのデート中、ついつい話しすぎてしまうという男性も多いでしょう。 特に相手がマッチングアプリや交際クラブで知り合った女性である場合、相手は自分のことを何も知らないわけで、俺はスゴい人間なんだという自己紹介もかねて「自分語り」をしてしまう。 こういった男性は、パパ活女子のSNS投稿を見る限り結構な数いるものと思われます。 もちろん自分のことを知ってもらうのは大切ですが、話しすぎるのも考えもの。 本記事では自分語りをしない方がいい理由や、デート中にどんなことを話したらよいのかなど、デートで使えるトーク術をご紹介いたします。

なぜ自分語りは女性に嫌われるのか。 その理由は大きく分けて２つあります。 １つはシンプルに男性の過去や経歴に興味がないからです。 特にパパ活の場合、女性はあくまでお金のために男性とデートをしています。 要はお金をくれるなら誰でもいいわけで、過去にこういう事業でいくら売り上げたとか、○○という賞を取ったとか、そんなことは彼女らにとってはどうでもいいことであり、聞かされたところで「ふーん」としかならないのです。

２つ目は、人が興味を持つかどうかわからない話を、平気で、延々とするその無神経さに腹が立つからです。 相手のことを考えていない感じ、自分さえよければいい感じがしてしまうわけです。 興味のない話を振られたとき人はどのように返事をしたらよいか迷うもので、そこで相手に考えさせること自体が迷惑であるという意識を持つことが大切です。 会話でもセックスでも、常に相手に何かをさせる、手を煩わせるということは避けなければなりません。

自分語りの中でも「過去の栄光」は最も嫌われる話題です。 学生時代はモテモテで○○人に告白されたとか、会社で大きなプロジェクトを任されてそれを成功に導いたとか、そういう話はできればしない方がよいでしょう。 過去の栄光について話す人は大抵「今はダメな人」であって、昔の功績にしがみついて必死に自尊心を保っている哀れな人に見えるからです。

確かに昔はスゴい人だったのかもしれませんし、過去の行いや功績に誇りを持つのは良いことですが、それはあくまで自己満足の範囲に留めておくべきことであって、女の子に褒めてもらうために過去の栄光を持ち出すのはNGです。 それを聞かされた女性はむしろあなたのことを見下すようになります。 相手を退屈させるだけでなく、今はダメな人のレッテルを貼られてしまうという意味でも、過去の栄光について話すのはおすすめできません。

中高年者の話は若い人からすると非常に長いもの。 会話における「自分のターン」をできるだけ短くすることが相手と良い関係を保つポイントです。 簡潔に、手短に、結論を先に話すというのを徹底しましょう。

なぜ中高年者の話は長いのかというと、１つの話題に余計な情報を付け足してしまうからです。 より丁寧に、正確に情報を伝えようとして、誰でもわかるようなことにまで言及したり、どうでもいい細部について詳しく説明しようとしたりするから話が長くなってしまうのです。 たとえば好きな車の話をするときに、「このメーカーの車にはこういう歴史があって」「こういう機能が搭載されていて」みたいな説明を始めてしまうのが中高年者の話し方。 さらに「後輪駆動だから冬道だとすごい滑るんだよね」みたいな、誰でも知っているようなことにまで言及するのも中高年者の特徴です。 誰も求めていない説明はしない、相手が常識知らずであることを前提とする話し方はしない。 これらのポイントを押さえておくだけで話はコンパクトにまとまります。

今まで悪気なく自分語りを繰り返してきた人は、この記事を読んで「じゃあ何を話せばいいのか」と困惑していることだろうと思います。 ポイントは２つあって、まず１つは今目の前で起こっていることを話題にするということです。 たとえば女性と食事デートをする場合、そのお店の内装だったり、メニューの内容だったり、料理の味だったりと話題にできそうなことはいくらでもあるはずです。 自分のことを話すのは相手に聞かれたときだけにして、今目の前で起こっていることについて感想を述べたり、相手の感想を訊ねたりする方向で会話を進めていくのがよいでしょう。 もう１つのポイントは、自分が話すのではなく、相手に話をさせるということ。これはある程度相手のことを知っていないとダメですが、たとえば彼女がゲーム好きなら、好きなゲームやジャンルについて訊いてみるというふうに、相手に気持ちよく話をさせるのが良い方法です。

アプリや交際クラブで知り合った女性とのデートは楽しいものですし、はしゃいでしまうのも無理はありません。 自分についてより多くのことを知ってもらおうと、いわゆる自分語りをしてしまう男性も多いでしょう。 しかし自分が話すばかりでは、下手をすると相手に嫌われてしまう可能性もあります。 女性の話に耳を傾ける、彼女の好きなことについて話をさせるという形で会話をすれば、二人の距離も縮まるでしょう。 ぜひ次のデートで実践してみてください。