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アプリや交際クラブで知り合った女性とのデートは、最初はすごく緊張するものです。 ２回、３回とデートをするうちにその緊張も徐々にほぐれていきますが、緩みすぎるのも考えもの。 気心の知れた相手だからといって、失礼な態度を取ったり、ラフすぎる格好でデートに出かけたりすれば関係はそこで終わってしまうかもしれません。 本記事では筆者がお気に入りのパパ活女子に服装のことで振られてしまった体験談をご紹介します。 デートには毎回気を引き締めていくことが大切ですね。

今回お話するのは筆者が５年ほど前にお付き合いしていたパパ活女子のＭさん。 当時彼女は大学生で非常に明るい性格。 自分から色々と話題を出してくれて一緒にいてまったく退屈しない人でした。 昔の映画や本にも詳しくて、中高年男性にとっては最も付き合いやすいタイプだったと言えるでしょう。

彼女とは交際クラブで知り合い、１度顔合わせをして２回目以降は本格的なパパ活関係に。 寿司屋やフグ料理店など様々なレストランに行き親睦を深めました。 初めのうちは無難な食事デートばかりだったのですが、そのうちドライブデートやホテルデートもするようになり、疑似恋愛とはいえやっていることは本物の恋人に近かったです。

そんな気心の知れたＭさんとのデートですから、私は毎回他の女の子よりも楽だな、気張らなくていいなと考えていました。 私は元々ファッションに詳しくなく、デートにはスーツで行っていたのですが、毎回同じスーツを着て行くのもどうかと思い、ドライブやホテルのときには楽な格好で出かけるようになっていったのです。

彼女は人の服装にうるさくないタイプだったため、デートには楽な服装で行くのが段々と習慣化していきました。 私は暑い日には短パンにサンダル、寒い日には暖かさ重視の分厚いダウンジャケットなんかを着て彼女と会うようになり、思えばこの段階ですでに彼女の中では不満がたまっていたのではないかと思います。

別れるか別れないかの危機になったのはお盆近くの夏の日のことで、その日東京の気温は40度近くにまで上がりました。 Ｍさんとはその日そこそこ高級なレストランに行く予定だったのですが、あまりにも暑かったのと、店にドレスコードがなかったのとで、私はいつものようにサンダルにシャツと短パンといったいでたちで待ち合わせ場所に向かったのです。

すると私の服装を見た彼女は絶句。 信じられないというふうに口を開け、「その格好の人とはあの店には行けない」と言いました。 「ドレスコードは確かにないけど、他のお客さんは絶対に良い格好をしてくるし、その服装では絶対に浮く」とのこと。 いつになく真剣な口調のＭさんに私は謝ることしかできませんでした。

しかし彼女と待ち合わせたのは予約時間の１時間ほど前。 今からキャンセルするのはさすがに店に迷惑がかかります。 そこで私は手早く服を買って、それを着て店に行くことを提案し、彼女もそれを了承してくれたものの、移動しようにもタクシー乗り場は激混みで乗られず、40度近い気温の中を突然の予定変更で歩きまわる羽目になり、２人とも汗だくの状態に。

何とか服を買って予約の時間にも間に合いましたが、彼女の機嫌が最悪なうえに、間に合わせで買った服は色もサイズ感もイマイチで、結局若干浮いてしまうという最低の結果となりました。 帰りにも私は彼女に申し訳なかったと謝罪しました。 彼女はため息を吐きつつ「普段から服装には気を付けて」と言い残し帰ってしまい、その後しばらくは音信不通に。 このまま自然消滅するんだろうなと思っていたら３ヶ月後くらいに金に困ったのか連絡が来て、１度デートはしたもののやはり気まずさは拭えず、そのままフェードアウトです。

上記の体験から学んだことは、第一に気心の知れた相手とのデートであっても油断してはいけないということです。 相手が寛容で大抵のことは我慢してくれる人だと男はどうしても緩んでしまうもの。 服装がだらしなくなっていくのはもちろん、態度が大きくなってしまったり、感謝の気持ちを伝えることを忘れてしまったり。 そういうものの積み重ねが振られる原因となってしまうのです。

加えて、高級店に行く場合には服装について人のアドバイスを聞いた方が良いとも感じました。 私がだらしない服装をするようになったのは、毎回同じスーツではいけないという思いもあったからで、普段からファッションに気を付けていればこのようなことにはならなかった可能性もあります。 高級な交際クラブに行くとコンシェルジュから服装のアドバイスも受けられるので、そうしたものはどんどん活用していった方が良いでしょう。

慣れはダレの原因です。 同じ女性と何度もデートしていると服装や態度の面でどうしても緩んでしまう部分はあります。 ドライブやホテルなど人の目の気にならないデートなら楽な格好でも良いかもしれませんが、高級店に行くのならそれはNG。 たとえドレスコードのない店であったとしても、周りの客は良い格好をしてくるので、サンダルに短パンといったいでたちでは絶対に浮いてしまいます。 その辺の常識を無視して好き勝手な服装をしてしまうと女性はドン引き、関係が継続することはないと思ってください。 何を着て行けばいいかわからないという方は、交際クラブのコンシェルジュサービスを利用しましょう。